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The hope of bluegreenheart

森羅万象に宿る希望の光を求めて

寺や神社に参拝した時の”新鮮な気持ち”は、どこからくるのだろう?

そんな疑問からカメラを寺や神社という空間に向けるようになりました。

2015年11月のことです。

 

撮影の際は、まず寺や神社の歴史を知るところから始まり

一般の参拝客と同様に参拝を行い、気持ちにリズムを作ります。

三脚やストロボは使用せず、その神聖な場所を乱さないよう心がけています。

 

撮影を繰り返しているうちに、こう思うようになりました。

過去から現在に至る多くの参拝者の「祈り」「願い」といった

様々な想いが無限に積み重なり、草・木・岩・花・水などに棲みつき、

一体化している「場所」が、いたるところに存在するのではないかと。

その「場所」に呼びとめられ、共鳴するように撮影を続けました。

人々の「想い」「祈り」「決意」が、神聖な境内の「場所」に共鳴し、

その場所に希望や生命力を蓄えてきました。

それが、私が感じていた”新鮮な気持ち”の源だったのです。

 

”新鮮な気持ち”、それは森羅万象に宿る生命力。

 

この作品「The hope of bluegreenheart」は、”新鮮な気持ち”をその「場所」から抽出し、ビジュアルアートとして再現したものです。

 

作品が今後、希望、勇気、決意などに繫がるサインとして

沢山の人に届くことを願い、

作品と真摯に向き合い、勉強し、

ひとつひとつ丁寧に手がけていきたいと思っています。

 

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