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Photographer.
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The hope of bluegreenheart

​森羅万像に宿る希望の光を求めて

寺や神社に参拝した時の”新鮮な気持ち”は、どこからくるのだろう?

そんな疑問からカメラを寺や神社という空間に向けるようになりました。

2015年11月のことです。

 

撮影の際は、まず寺や神社の歴史を知るところから始まり

一般の参拝客と同様に参拝を行い、気持ちにリズムを作ります。

三脚やストロボは使用せず、その神聖な場所を乱さないよう心がけています。

 

撮影を繰り返しているうちに、こう思うようになりました。

過去から現在に至る多くの参拝者の「祈り」「願い」といった

様々な想いが無限に積み重なり、草・木・岩・花・水などに棲みつき、

一体化している「場所」が、いたるところに存在するのではないかと。

その「場所」に呼びとめられ、共鳴するように撮影を続けました。

人々の「想い」「祈り」「決意」が、神聖な境内の「場所」に共鳴し、

その場所に希望や生命力を蓄えてきました。

それが、私が感じていた”新鮮な気持ち”の源だったのです。

 

”新鮮な気持ち”、それは森羅万象に宿る生命力。

 

この作品「The hope of bluegreenheart」は、”新鮮な気持ち”をその「場所」から抽出し、ビジュアルアートとして再現したものです。

 

作品が今後、希望、勇気、決意などに繫がるサインとして

沢山の人に届くことを願い、

作品と真摯に向き合い、勉強し、

ひとつひとつ丁寧に手がけていきたいと思っています。

 

午前10時過ぎ、ブラインド越しから、部屋に差し込む光を使って、事務所で25年以上育てた観葉植物パキラ、その枯れた葉を白いアクリルの上に置いて、俯瞰撮影をしました。

 

場所 東京/渋谷/代官山 事務所

撮影日 2018年2月

 

撮影した枯葉の元写真(RAWデータ)を何度もRAW現像して繰り返し試行を重ねることで、色鮮やかにそして生命力に満ちた一枚の葉っぱが、蘇ってきました。

Life force leaves

神聖な場所に居する湧水は

満ちた蒼空と煌めく緑の樹々を映し

一心に踊る鯉が、

時として重なり繋がり一体化していく。

 

そして新たなる想いが、満を持して動き出す。

制作期間

2017年5月~2018年5月

 

撮影場所

岐阜県/根道神社/湧水

栃木県/出流原弁天池/湧水

静岡県/水出観音/湧水

山梨県/富士 忍野八海/湧水

Carp swim in the fountains
Movie

Movie

The hope of bluegreenheart

Exhibition

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The hope of bluegreenheart

hiro作品集

『The hope of bluegreenheart』

展示期間 2017年1月13日~1月26日

場所   ソニーイメージングギャラリー銀座( 銀座プレイス6F)

映像には、3台の4K65インチモニターを使用し、オリジナル画像から展示された作品に至るまでの変遷をビジュアル化しました。

写真展示のために、一点一点、フォトアクリル加工でパネル化し、より立体感と透明感を演出しました。

 

会場内音楽には、マレーシアの音楽家、Imee Ooi氏の楽曲『Prajna Paramita Hrdaya Sutram 』を使用させて頂きました。

 

映像、写真そして音楽から生まれた作品『The hope of bluegreenheart』は、 空間的、時間的、インスタレーション作品として東京/銀座にて誕生しました。

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Introduction

hiro

ーNagano Hirofumiー

挨拶

1980年、カメラマンの仕事をスタートさせ、1991年に独立。

以来、広告、ファッション、スポーツ、ポートレート、ネイチャーと

多岐にわたるフィールドで撮影を続けてきました。

1つのフィールドを突き詰めては、また次のフィールドへ。

奇跡のような出会いや、偶然の出来事に突き動かされながら、

まるで旅するように歩んできた30年。

 

そして近年、新たなテーマに出会いました。

寺や神社から感じる”新鮮な気持ち”の正体を探る中で生まれたのが、

その「場所」に宿る「人々の想い」を引き出すような、

自然の中に蓄積された「光」を抽出した作品群。

2017年ソニーイメージングギャラリーでの個展「The hope of bluegreenheart」は、

反響を呼ぶと同時に、私の中でひとつのターニングポイントとなりました。

 

2019年1月、福岡/糸島に拠点を移した今、 

作品が今後、希望、勇気、決意などに繫がるサインとして

沢山の人に届くことを願い、

作品と真摯に向き合い、勉強し、

ひとつひとつ丁寧に手がけていきたいと思っています。

 

まだまだ、旅は続きます。これまでにご縁を結ばせて頂いた方も、これから出会う方も、

私の新しい旅路にお付き合いいただけると嬉しいです。

プロフィール

福岡県生まれ。

フォトグラファー

東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)を卒業。

大手広告制作会社を経て、1991年独立(個人事務所R・A・N・K・A設立)。

2019年1月、事務所の拠点を東京/渋谷から福岡/糸島へ移す。

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R・A・N・K・A
E-mail    ranka502@gmail.com

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